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May 2013

May 4, 2013

『ブルーレイも宜しくね!』

『DVD見てね』と前回宣伝しましたが、今回実は試作品ではありますが、
ブルーレイも作ってます!
画像の美しさは比較にならないほど、断然ブルーレイの方がいいですね。

今回、初演となった「うらしま太郎の鬼たいじ」照明さんにしてみれば、
皆さんに絶対ブルーレイで見てもらいたいだろうな~と思います。
もちろん、演出から言わせてもらっても、断然ブルーレイですね。

今回はお試しなので発売未定ですが、ご要望が集まれば映像スタッフの方が
「作るよ~」と言ってました! 
又、他でも上演できるように、商品となった映像とは別に、
演出用として全体を引きで撮っている“ウラオニ”をブルーレイにして…とも考えてます。
こちらも、皆様のご要望次第!!

発売も夢じゃない!皆さん、DVD見てどんどんご要望出して下さいね~!

May 8, 2013

『DVDを見て…』~舞台監督日記~

DVDネタ…しつこくてごめんなさい!
もうこれで最後! 
初演となった「うらしま太郎の鬼たいじ」を見ての感想…
ちょっと言わせてください。

「うらしま太郎の鬼たいじ」略して“ウラオニ”
もう、やられました!!
自分で演出してレッスンしていたくせに、自分で誉めるのは変ですが…
感動!!…数か月経ってやっと客観視できたんですね。
改めて、杉児の底力を感じました。
脚本・作曲はもちろん素晴らしい!大好き!!
更に、作品を高めようとするべく、
演出・振付・照明・衣装・音響・SE・もちろん先生方の指導。
沢山の大人たちが成功させようと奔走しました。
しかし、板の上に立つのは子供たち!やってくれました!この子たち!!
意気込みが違う!気迫が違う!品格が違う!

合唱団の外ではフツーの小・中・高・大学生が板の上に立つと、フツーじゃなくなる! 
気迫や流れるチームプレーが要所要所に散りばめられる。
3才~大学生180余名が全員1つの方向に向かい、成し遂げようとする力!
その力が布さばきや、アンサンブルIN/OUTの絶妙なタイミングに繋がる!
それが、キャストのパワー&集中力となって、素晴らしい演技につながる。
舞台装置が何もないステージがあんなに立派な空間に生まれ変わる。

いくら凄い大人のプロ集団が、作品作りに全力を注いでも、
子供たちがそれを受けて立てないとこうはならない。
まさに、全力一致!! だから感動できるんだ!

皆さん!第48回定期演奏会DVD見てね!
(ブルーレイも見たい人、言ってね!)
DVDネタ…しつこくて失礼しました~。
次回は、ミニコンサート…もしくは、ウラオニ裏話で~す!

May 10, 2013

「卒団式~写真~」

先日、本年度の卒団式が行われました!!

杉児では女の子は中3、男の子は中1で卒団式を迎えます。
今年は女の子6名と男の子1名が卒団を迎えました!

今日はその時の写真をUPします~


卒団式を迎えたメンバー


中1のTちゃんが挨拶をしました


中3はSちゃんをはじめとした全員でのあいさつです


麻子先生から記念品を頂きます

次回は「ミニコン」~舞台監督日記~です!!

May 12, 2013

『ミニコン!(ミニキツネじゃないよ)』~舞台監督日記~

ミニ・コンサート。
その名の通り、1時間ちょっとのコンサート。
団員とその家族中心の小さいコンサート。
普段の演奏会では見られない光景が沢山見られる微笑ましいコンサート。

今年は【杉児の愛・絆・楽しさ・品格】を表現しようと案を練りました。

小3以下のちびっ子達は学年毎にステージに上がって顔見せ(!?)
定演やコンサートでは、背が小さいのに後列で隠れてしまう年少・年中さんたちもバーンと前列!
普段のレッスンでやっているようなことをステージで伸び伸びと!
でも、レッスンと違って皆お揃いの制服を着ているから気持ちもピシッ!
本番みたいにステージ明かりの中、制服に身を包み、ちよっとお姉さん気分。

親御さんたちもいつもの【レッスン見学】とは違う、新鮮な感覚で観られたのではないでしょうか?

ミニコンの特徴と言えば【卒団式】
毎年必ず行われる卒団式はミニコンとセットになっています。
杉児の場合、中学2年生修了まで在団した子が卒団します。(中3になった春)

毎年、「卒団生代表のあいさつ」というものがあり、それはそれは立派な挨拶がされています。
高学年の親御さんはもちろんのこと、低学年の親御さんたちはこの挨拶を聞いて、
杉児の伝統を知り、音楽を通して人間としての躾をきちんと受けている、
杉児の団員としての誇り・品格を改めて感じる機会なのではと思います。

又、団員達も卒団生の挨拶を聞くとピシッとします。
幼稚園団員にはまだ難しいことですが、小学校低学年にもなれば、
後少しで大きい団員の仲間入りだと感じしっかりしてくる子もいます。
中堅団員達も、勉強・部活の両立、受験…いろいろ悩んでいるけど、
こんなにも近くに同じ悩みを乗り越えて、又、立ち向かっている先輩たちを感じられて、
励みになる子も沢山います。

卒団式~ミニコンを見ていると、3才(現在2才ちゃんもいます)
~大学4年生までの縦のつながり。
そこから見える杉児の伝統と誇り。
又、先生方と団員、団員同士の絆の深さを、強く強く感じられます。

だからこそ、杉児には「愛」がいっぱい溢れており、みんなが感じる「愛」が歌にのって、
聞いてくれる方々を感動させるステージになるんでしょうね。

うん!最初に書いた今年のミニコン「杉児の愛・絆・楽しさ・品格」と繋がりましたね!

May 13, 2013

「ミニコン~写真~」

卒団式に続き、今日はミニコンの写真をUPします~

May 16, 2013

『大事なこと』

生まれた時から携帯電話がある子たち。
赤ちゃんの頃の自分の姿を、鮮明にDVDで見られる子たち。
見たいTVが同時間に複数番組やっていても悩むことなく、全部見られる子たち。

とても便利な世の中で幸せな環境。
でも、ちょっと待って!何が大事?考えてみて。
人間として何が大事か考えてみよう。
「えーっ!そんなの面倒臭い!」
そう言わずに1つ1つしっかり考えるくせをつけよう。
私は常々、自分の娘(中3)に
『思慮深くなりなさい。そうしたら、周囲の人間や環境に自然と気配りのできる
ステキな人間になるよ』と言っています。
勿論、中3の娘はまだきちんとはできていませんが、
いつでも実行しようと心がけてくれています。

便利な携帯・スマホを若くして使うなら、特に気を使って欲しいこと。
『人前で面と向かって言えないことはメールしない!つぶやかない!』
「何で?」「みんなやってるからいいじゃん」「大したことないじゃん。
イジメとかじゃないし~」・・・みんなやっているからいいの?
大したことないからいいの?イジメじゃないからいいの?
いいえ!!!!  誰がやっているやっていないは関係ないの!
物事の大小じゃないの!イジメかどうか…
それは自分で判断するなんてことおこがましい!

そうではなく、「人間として大事なこと」・・・
考えればわかるよね。それは『コミュニケーション』

*生活の中で出会う人と会話してみよう!
人といろんな会話することで身につくことがいっぱいあります。
新しい発見や気づきが沢山あります。

*記録(動画)より記憶しよう!記憶の方が長く残ります。
*記録より自分自身が体験しよう。体験は自分の中に残ります。
*顔を上げて身近で起きていることを見たり聴いたり感じたりしよう!
 スマホ・携帯ばかり見ていると自然と下ばかり向いてます。もったいない。
*気になることをすぐ検索するのではなく、自分であれこれ考えてみよう!
 自分の成長にとって大切なことです。

折角、合唱をやっている私たち。
しかも杉児!コミュニケーションの大切さ・素晴らしさを小さい頃から音楽を通して、
レッスンを通して教えてもらってきた私たち。
人間同士のつながり【大事なこと】この辺で1回きちんと考えてみよう!

May 20, 2013

『毎朝のこと』~舞台監督日記~

雨が降らない限り自転車で毎日15分かけて最寄り駅まで通う私。
マンション内の小道を通りへ出るまでに、
必ず最低3人に「おはようございま~す」と声をかける。
その3人はマンションを毎日綺麗にお掃除してくれる方々。
長い人は10年も続いていらっしゃる。
なるべく、挨拶だけでなくもう1言声をかけるようにしている。
心の余裕が大事だから。

子供たちが小さい時、保育園への送りの際、
3人を自転車に乗せられないから、1人を走らせて…なんてやっていると
「頑張って!」と向こうから声をかけてくれる事もあった。
そして気が付く…のんびり3人連れて歩いて行こう…と。

最近は「お兄ちゃん、ずい分大きくなったのね」とか
「今朝はゆっくりね」…気が付けば10年。ほぼ毎朝のコミュニケーション。
1言だけの会話なのに、朝のバタバタ、
険しい顔のまま自転車に飛び乗っている私の顔がホッとほころぶ。   
私にとって大事なコミュニケーション。

もう1つ朝の話。

駅のそばの駐輪場。3階建て。
私は契約していないので『一時利用』という枠。
『一時利用』は必ず屋上へ…。子供カゴが付きっぱなしの自転車を、
エッチラオッチラ押して、スロープを2周して屋上まで上がるのはかなりキツイ。
体力・腕力共に自信のある私でも、気合を入れ直して登って行く必要がある日課。

ハァ~ハァ~ッと屋上に到着して、
シルバーさん(係)がいらっしゃる場所まで、自転車を引いて行く。
「おはようございま~す!」「ハイ!そこ停めてね」「ハーイ、お願いします」と挨拶。
100円払って領収書をもらう時に必ず1言、お天気の話か時事の話を交わす。
しんどかった私の顔が笑顔に変わる。
「行ってらっしゃ~い!」「行ってきま~す」
ほんの1分ぐらいのことなんだけど、会話するのとしないのとでは、全然違う。

前回書いた『大事なこと』で言いたかったコミュニケーションの1例。
『生活の中で出会う人と会話してみよう!』

“暑苦しいおばちゃんの戯言”ではなく“杉児で育った先輩”としてのアドバイスです。

May 24, 2013

『杉児のダンス』

「杉児の子は何であんなに踊れるの?」
「みんな合唱団の他にダンスレッスンとか通ってるの?」などよく聞かれる。
確かにここ数十年。杉児のステージに欠かせない「振り付け」はどんどん
グレードアップしている。かなりイケてる…と自分でも思う。
でも、ダンスレッスンに行っている子はほぼ皆無。
…というか、中学生にもなれば2足のわらじを履けるほど余裕はない。
学業と合唱団の両立で精一杯だ。
かく言う私も現役時代そうだった。
踊りたい!ちゃんとダンス習いたい!という気持ちはあったが合唱団でいっぱいっぱい。
きちんとダンスレッスンを受けたことはない。(あっ、独学バレてしまいましたね)

じゃ、何であんなに踊れるの?いや、よ~く見てみて!
全員が上手いわけじゃないんですよ。
数人、踊り好きで身体能力が高い子
がいて、その子達が引っ張っているわけで、ほとんどはみんな飛びきり上手なわけでも、
得意な方でもないんです。

でも、上手く見える「すごい!」と思われるのはなぜ?
それは『表現力』『パフォーマンス力』です。そして、豊かな表情。
何を表現したいかわかるってこと。ここが違うんだと思います。

それから、細かいとこまできちんと合わせるということ。
ダンサーさんなら個々のダンス力があるので、フィーリングやテクニックで踊れるけど、
杉児の子はダンサーじゃないので細かいニュアンスやリズムを徹底的に合わせます。
振りが身体に入ってからは(←すぐ入っちゃうとこもすごいけど)
「歌って!声出して!」とにかく、歌をしっかり歌います。
そうすると、こちらが要求するリズム取りや、ニュアンスも統一される。

又、低学年の頃に麻子先生に自然に叩きこまれたリズム感!
基本の行進・裏拍のステップ。
この2本立てのリズム感はちびっ子時代に受けて来た麻子先生のレッスンで
体に染みついているんです。
この基礎がなければ上級生のポピュラーやミュージカルの振付は無理なんですよ。

それに、今は十数年前よりもはるかに『ダンス』が日常化しています。
ストリートダンスが溢れ、ダンススタジオがあちこちにあり
Hip Hopが体育の授業の必修になったほど。
それだけ、【踊る】ということが身近な存在に。
だからこそ、『合唱』『ダンス』と分けて考えるのではなく、
合唱の中での表現方法の一つとして「踊る」んですよね。
でも、勘違いしてはいけないないのは「ダンサー」ではないということ。
「合唱」あっての振付・踊り手。そこを履き違えると、
チグハクな合唱を踊りがバラバラになっちゃうので要注意!
杉児はそこのバランスが絶妙なんでしょうね。


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