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November 2008

November 2, 2008

『裏方話②』~舞台監督日記55~ 

《音響》

「PAさ~ん」と呼ばれる音響スタッフさんは、ここ数年、会館の人にやって頂いてます。
PAは録音の方にも大きく関わってくるので、以前はずっと映像・録音で入って下さっている
“ベーシックさん”(現在は東京ディスクセンター)のF氏を中心にお任せしていました。

しかし、会館さん(武蔵野市民文化会館、略して“武文”)とも、20年以上のお付き合い。
「あ・うん」の呼吸とでも言うのでしょうか、。
杉並の声を良くわかって下さっているので、最近はずっと武文スタッフの方にお願いしています。

PAとはマイクやモニター関係です。
「合唱」が命の杉並としては「音」を出してくれるPAはかなり重要。心臓部分です。

PAってすっごい繊細なんです。本当にバランスをとるのが難しい・・・。
本来ならば、サウンドチェックだけで半日はやりたい。
でも、現実は当日の30分ほど・・・(ToT)
それでも、「あ・うん」の呼吸で武文の方々はやってくださいます。
本当にありがたい。

さらに、ポピュラーやミュージカルで使うワイヤレスピン(W,L)
こちらも、打ち合わせの際に台本と楽譜を渡すものの、
「見て・聞く」のは当日ゲネ1回のみ。
この1回でオペレートしてくださるのですから、やっぱり“プロ”ですよね。

本来ならば、1人1人に合ったW,L レベル。曲ごとに合ったW,L レベルを
取りたいところですが、こちらも、当日時間の関係で無理・・・。

それでも、本番ちょこちょこっと「技」を使って上手くやってくださる。
本当、感謝・感謝です。
Sさん。これからも移動なんか拒否ってずっと武文に居てくださいね。

November 8, 2008

「裏方話③」~舞台監督日記56~

≪映像・録音≫
作品を後世に残してくれるスペシャリストです。
目まぐるしくAV機器が進化し多様化するデジタル社会にすっかり取り残されている私ですが、
F氏どんどん進化し続けクオリティーの高い作品を作ってくれています。
F氏率いる【ベーシック】・・・現在は【東京ディスクセンター】に社名を改めておりますが、
私としては【ベーシック】さんの方がしっくりきます。なんてたって長いお付き合いですから・・・。
お付き合いはかれこれ22年が経ちます。長いですね~。

ベーシックさんとっても杉児は特別な存在のようで、お互い持ちつ持たれつ・・・
(ベーシックさんとの出会いなど語り始めると長くなるので割愛させて頂きます)

杉並の音を知りつくしているF氏は舞台では本当に頼もしい存在。
カメラを通してゲネを見ているので、思わぬチェックが入ったり指摘されたり・・・
本番前にF氏チェックにより変更・ダメ出しもあったりして、私は「え~っ!!」と反省することも。

本番中は楽屋の方から
「1・2・3・上手!」 「そのまま1・2・で2カメ!」 「あ~バカバカ!引いて!!」と、F女史の声。
暗い小部屋からカッチリとした力強い声が楽屋廊下に鳴り響く。
小部屋の中では、沢山の大人達が沢山のモニターを見て、ヘッドフォンを付け
ギッチギチになって仕事をしている。
プレイヤーからは絶対見えない仕事です。
しかし、一瞬一瞬が勝負のカメラワーク。
楽譜も読めて音楽もわかるF氏とF女史も素晴らしいチームワークのできる技!!

DVD商品となって出来るにはまだまだ沢山の行程をふまなければならない。
その、大切な第1歩が本番と同時進行でこの瞬間に生まれる。
すっごい緊張感を感じる私・・・楽屋廊下を通る度、ワクワクします。

44定演のDVDができるまで、今しばらくかかりそうですが、
今回もハイクオリティーな作品を楽しみにしてま~す!!

これからも公私共々宜しくお願いしま~す!!

November 15, 2008

『裏方話④』 ~舞台監督日記 57~

≪制作・フロント≫

①~③までは本当に『裏』に居る人たちの話でしたが、今回は制作・フロント(受付)といって、
裏方さんだけど、表に出る人たちのお話。

裏方の中では唯一、お客様たちに接するスタッフです。
朝から、搬入・仕込み・リハとずっとやっている舞台裏スタッフと違って
時間は短い。しかし仕事内容は濃い!そして、重要!まさに「短期決戦」です。

「開場しま~す!」と言ってロビーの扉を開ける。
“印象”って大事ですよね。これから始まる約2時間のステージ。
お客様たちは少なからずも、皆「どんなステージだろう」とワクワクドキドキしているはず。
そんなお客様達と出会う受付スタッフが暗い雰囲気だったり、ドタバタしていたり・・・
これでは、これから始まるステージの印象も悪くなってしまいます。
更に、開場時間30分という短い時間の中で1300人ほどのお客様を中に入れなければならない。
まさに、時間との勝負です。
明るい雰囲気と落ち着いた対応。優れた判断力などが求められるこのセクション。
大変です。。。。

そんな大変な「制作・フロント」は“短期決戦”なだけに人数が必要。
杉並のスタッフだけでは対応できず、OBやOBの友人たちが活躍してくれています。
毎回、人数確保に頭を抱えており、ここ数年はOBで芸大に進学したKくんを中心に
芸大仲間でやってくれて大助かりです。
Kくんが就職しても、どうか後輩の皆様。Kくんの意志を受け継いでこれからもお手伝い宜しくお願いします。
(ちょっと図々しいかな・・・^0^:)


November 27, 2008

裏方話⑤<チケット管理>~舞台監督日記 58~

この“裏方話シリーズ”そろそろ終わりにしようと思っていたのですが、
最後にもう一つだけ…チケット販売・管理のお話。

私の一番苦手な分野です。
なんてたって1300もの座席番号・売上枚数・売上金額・・・もう数字ばかり。
更に、管理となれば誰が何枚でどこの座席で…と非常に細かい。
民間のチケット販売などには一切委託していないので、金銭の授受・管理も全てやる。
私だったらどんなに頼まれても絶対無理なのでやりません(^0^:)
しかし!しかし! これらの仕事を一人で全て引き受けてくれる人がいるんです!
そう、杉児事務局のKさん。Kさんは衣装も作れちゃうし、団員150人のお月謝から
合宿所や演奏会場の手配。日々の事務連絡・雑務、その他諸々…
ここには書ききれないほどの仕事を、いつもニコニコ一人でこなしてしまうんです。

沢山仕事があって忙しい毎日を送っているのに、穏やかに細かいとこまで対応してくれる。
本当にすごい! Kさん、これからもニコニコ明るい雰囲気でお仕事・・・。
宜しくお願いしま~す(^0^)

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