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December 2006

December 2, 2006

あて書き 舞台監督日記 11

前回のあて書きについてもう少々補足しますね。

私は杉児には「あて書き」がピッタリだと思っています。
というのは、杉児はプロの役者やダンサーではないからです。みんなフツーの子たち。フツーに学校に行き・・・いやいやフツーよりも今の子たちはかなり勉強を頑張ってます。そして「児童合唱」の宿命である世代交代が早いという点。これは仕方がないこと・・・。大人になって「児童合唱」もないですからね。<

なので「今」いる子で「今」使える子でやるしかないのです。しかも週2回のレッスンでクラシック、ポピュラー、その他の出演の練習などやる事いっぱいある中で出来る事をやる・・・。そうなると初演だろうが、再演だろうが、「今」いる子で出来る本が必要。やっぱり「あて書き」が一番なんですよ。その子が「こう言うだろうナ・・・」「あの子ならこの言い回しをわかってくれる・・・」とか役者の力量を考えながら書く・・・。当然いざ読んでみて立ち稽古に入ると「やっぱ無理」・・・カット!変更!!ってことはよくあります。でもでも嬉しいことに最終的には杉児の子たちは私が思った以上にやってくれる事の方が多いです。最初の頃にどんどん台本に手を加え改良しておくと必ずやこちらの期待以上のものを舞台に乗せてくれます。
そう言った意味では杉児の子たちはプロですね。

しかし・・・毎回毎回ミュージカルの台本作りには「産みの苦しみ」ってやつで泣かされますが、この「あて書き」の段階になると“ムフフ・・・”
“フッフッフッ・・・”と1人深夜のリビングでほくそ笑んでいる私です。

December 6, 2006

「New Year」って合宿がない・・・・ 舞監日記12

トホホ・・・。タイトル通りNew Year前は合宿がないんですよね・・・。
やっぱり合宿の成果はすごいです!
24時間×3泊、一緒に居ればそりゃ濃い!!
しかし!New Yearは合宿もなければ定演がら3ヶ月半と短い(ToT)。
しかも中高生が主体の杉児。2学期って体育祭や文化祭。試験もいっぱいあって学業との両立が必須課題の団員たちにとっては辛い時期です。

もちろん私にとっても辛いのは同じ・・・(ToT)
頭の中にある演出プランすら、きっちり伝えられない・・・。
23時間、みっちり役者達と向き合えば今やっている「彦一どん」はあっと言う間に形になる。でもその時間がなかなかとれないので、ほとんど演出がつけられない状態。あん(;.;)
しかし嘆いてばかりじゃいられない!
世間が「期末テストだ」「受験だぁ」と言っててもそれはそれ。
「クリスマスだぁ」「正月だぁ」と浮かれていてもそれはそれ。
杉児は40数年ずっとこのスタイルでやってきたのだからやるっきゃないのです!
限られたレッスン時間で能率良くやる!
杉児の鉄則です。
(私の場合この鉄則は社会に出て非常に良く役立ちました)

頑張るぞ!!

December 9, 2006

衣装とご父兄 (1) 舞台監督日記 13

先月から2週間おきに衣装合わせが繰り広げられています。
今回はミュージカルの衣装とポピュラーの衣装。
チビッ子達はポピュラーのみでロックンロール用の衣装。
それはそれは大変です!
衣装スタッフも大変ですが、それ以上にご父兄の皆様が大変。(いつもすみませんね・・・)

杉児はこちら側で用意する作り物衣装と、個人で用意して頂くものとの混合です。プロの衣装スタッフが居るわけではないので、団員とご父兄の方々の協力なしでは成功はあり得ません。
でもただ「協力」と一言で言ってしまいますが、それはそれは大変な事だと思ってます。私事で恐縮ですが、私も子を持つ親で、仕事もしています。
プリント1枚で「○○までに○○を用意してください」なんて言われても?????
しかも私なんて作るのが大の苦手(^.^;)
なのでなるべく親切に詳しくコンセプトを説明し写真を添付したプリントなどを作ってご協力をお願いしています。
それでも私の頭の中でのイメージを伝えるのには限界があります。
特に今回は“Hip Hop系”“Street系”などど、ご父兄の皆様には特にチンプンカンプンな分野でしたからね(^_^;)
しかし団員も必死ながらも、ご父兄の方々の鋭い感性にはビックリ!!
ほとんど1回の衣装合わせで見事にイメージに近づけてくれており頭が下がります(m_m)
きっと子供達の目線となって一緒に街を探してくれたのでしょう。
ありがとうございます。
                   つづく・・・・

December 13, 2006

衣装とご父兄(2) 舞台監督日記 14

(1)からの続きです・・・・

ロックンロールの衣装も私は「ほんの1分位なのに・・・」と思いながらも、チビッ子のご父兄の皆さんは惜しみない協力をして下さいました。
それは「我が子の為」という気持ちからでしょうが、その気持ちが結果、妥協を許さないものとなり、こちらも「丈を上げて、ウェストをつめて・・・あ、ハードチュールいれましょうか?首もさみしい・・・あっチョーカーして下さい」etc・・・要求がハードになってすみません・・・(^.^;)
でも、これ!この感じなんですよね。舞台というのは大勢の人の手が加わって作り上げられるもの。スタッフをパフォーマーだけでは、演じることはできても感動は生まれない・・・。やはり周りの人たちやご父兄、そして会場のお客様!

衣装1つとってもこれだけの意味がある・・・。
しかも杉並の場合はピアノ1本で演出効果は照明と衣装のみ。普段子供達のバックアップはもちもんながらも、こうやって衣装を通してまでも杉並をバックアップしてくれているご父兄の皆様。
感謝感謝です!!

December 20, 2006

回転木馬 舞台監督日記 15

杉児を卒団していった総人数って、果たして何人になるのだろう???
相当な人数になるのだろうな・・・。

「卒団」とは「退団」と違っていわゆる、学校の「卒業」みたいに一定の期間の在団により「課程を修了しました」ってことです。

杉児の場合は中学3年生の4月に卒団です。・・・ということは、中学2年生いっぱい頑張れば晴れて卒団!! もちろん、卒団しても皆出来る限りOG団員として続けています。卒団してしまえば、高校生や大学生の途中でやめたとしても卒団は卒団なので、現役団員は皆「卒団」と1つの目標として頑張っているわけです。

そして、卒団してからの選択肢は3つ。
OG団員 回転木馬 退団
この回転木馬・・略して「カイモク(回木)」です!!
回転木馬の歴史は30年くらい。1期生の団長さんから、現在42期生の新人さんまで、現団員の倍以上の人数が会員となっています。

回転木馬・・・名前の由来は「くるくるまわる回転木馬」NHKの歌のメリーゴーランドで歌われていた曲のように、いつまでも途切れる事なく、杉児の周りを廻り続け、影から杉児を支えるという事だそうです。<

名前の由来の通り、演奏会やコンサートに沢山の回木の方々が来てくださり、暖かい拍手をいっぱい贈ってくれます。客席からだけではなく、舞台に上がって応援してくれる時もあります。よくポピュラーのステージで現役団員の後ろにちょっと年のいったお姉様方(!?)が並んでいるのは回木のメンバーなんです。
今では親子で回木の方もいらっしゃいます。すんごい事ですよね!!
3世代で杉児!というのも、そう遠くない話ですね。

杉児で得た宝物は歌だけでなく仲間たち!!
そして仲間と共に作った思いで・・・。
杉児をやめても回転木馬のように永遠に杉児の周りを廻っている・・・・。
回転木馬は素敵な木馬ですね(^0^)

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