先日行われた2014ニューイヤーコンサート。
大勢のお客様にお越し頂き、温かい拍手を頂戴しました。
本当にありがとうございました。
いつものように、開演まではドタバタあっという間。
本ベルが鳴り、演奏が始まるとやっと私の気分は落ち着きます。
「幕を開ける」という私の大役は終えてホッとはするものの、
また別のドキドキが始まります。
ステージにいる1人1人のレッスンしてきた苦労や思いを考えると、
みんなの意気込みが私をドキドキさせます。
ドキドキしながらも下手袖からずっと舞台中を見つめていました。
すると、ドキドキは薄れ、私の心は嬉しさと希望に満ちてきました。
いつもとは違う感覚・・・。
それは「間違っていなかった!」という確信を得たからだと思います。
50年前の杉児とはだいぶスタイルが変わった最近の杉児演奏会。
賛否両論はあるものの、私は「間違っていない!」と、再認識。
時代の流れと共に、変わるべくスタイルを柔軟に変え、
且つ、決して変えてはならない杉児の精神はしっかりと受け継がれ、
【透明感のある澄んだ歌声・弾けるリズム・表情】
志水先生の創り上げた「音楽・声」は何一つ変わっていない。
そして、杉児がずっと大切にしてきた
【礼儀・絆・愛情】
全く色褪せることなく、むしろもっと強く濃く受け継がれている。
時代と共に、子どもたちの取り巻く環境がどんどん変わり、
忘れ去られそうな【礼儀・絆・愛情】
しかし、この子達はきちんと音楽を通して、合唱を通して
肌で感じ、耳で感じ、目で感じ、心で感じてくれているんだな・・・
と、みんなが歌っている姿を見て思いました。
この思いは、ひいき目で見てる私だけでなく、
きっと、この会場にいらしているお客様も感じてくれたのではと思います。
簡単なことに思えそうですが、
それには心に余裕がないと難しい…
だからこそ、杉児の子たちはレッスンに集中し、
貪欲に脳をフル回転して臨んでいる。
日々これらの積み重ねの結果が心の余裕を生み、
感謝の気持ちや人との繋がりに喜びを感じることができるんですね。
このような経験ができ、達成感を味わえるのは
とても貴重なことで、幸せなことです。
そして、これこそが杉児が音楽を通して
ずっと伝え続けてきたこと。
杉児創立50年経った今、
変わるもの変わらないもの・・・
どちらも間違ってはいなかった!
確信持てた2014ニューイヤーコンサート。
また、一歩前へ進める。
壁にぶつかっても乗り越えられる。
私の背中を押してくれたコンサートとなりました。
みんなの頑張りに心から感謝をします!
ありがとう!