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『アリスの見どころ』 ~舞台監督日記 41~

ミュージカル「不思議の国のアリス」。
私が初めてこの作品に出会ったのは中2の夏。
第20回定期演奏会での作品でした。
作品の初演は第10回定期演奏会<1974年>
ですから、初演から33年!!すんごい歴史ですね~!

中2の夏にアリスを歌っている時、私は正直言って、どういうストーリーなのか良くわからないままやっていました。
そこで「よしっ!原作を読もう!」・・・しかし読んでみたものの・・・??
「なるほど・・不思議な話なんだ(-.-:)」ということだけわかり、やはり合唱団のミュージカルはちんぷんかんぷんのまま・・・(^.^:)
とりあえず、いろんなキャラクターが出てきて、それぞれ楽しそう!歌(曲)もおもしろい!!(^0^)・・・って感覚だけで、中2のころはやっていました。

それから17年後。37定演で再演を試みることに・・・。
「よしっ!台本を書き直そう!!」と、17年前の私にとってはちんぷんかんぷんだった作品に、私なりに手を入れてみることにしました。
ミュージカルナンバーは変えられないので、構成をしっかり練ることに重点を置き、原作を何回も読み、絵本を読み、ディズニー映画や実写版映画を何度も観ました。

何度も観ているうちに、17年前、原作に触れた時とは全く違う!!アリスって面白い!!
長年のベストセラーになる訳がやっとわかりました。

ストーリーの内容は“不思議”の連続で出てくるキャラクターが、なぜかみんな愛くるしい!!
どのキャラクターも、不気味だったり傲慢だったり自己中心的だったり・・・
みんなイヤな性格なのに、なぜかみんな“愛すべきキャラ!!”
「そうだ!これだ!」と気付いた私・・・。
とにかくキャラクター1人1人の性格・個性をなるべく原作に忠実に再現できるよう気をつけて、本をかくことにしました。

初演時の杉児オリジナルは“オリジナル”すぎて、万人が知っているベストセラーの作品と遠のいてしまっていたようです。もちろん、当時はそれがおもしろかったりしたのでしょうが・・・。

そして、私が初めてアリスに出会ってから23年。
「原作に忠実」をモットーに『合唱ミュージカル』としての枠の中でできる限り、キャラクターの設定を忠実に、そしてアンサンブルを活かせるような作品に仕上げていきます。
ですので、9月8日の定期演奏会では、リニューアルした『杉並版アリス』を是非、御期待下さいませ。

あっ、一つだけ・・・ストーリーは真剣に追わないで下さいね。
原作もですが、不思議な不思議なお話しなんですよ。ただ、アリスとアリスを取り巻くキャラクター達を愛して下されば幸いです。

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