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『入団テスト②』~舞台監督日記38~

今でこそ少子化の時代で、都内の学校では1学年1クラスも珍しくありませんが、
昔は子供が溢れていました。
現代みたいに、習い事も多様化していません。
主流は、算盤・習字・プール・ピアノ・剣道・柔道・・・ぐらいなもの。
何も習い事をしていない子も多かったほど。
そんな中、杉並児童合唱団にはNHKの番組出演の力も借りて、入団希望者が殺到したそうです。

とりあえず、“レッスン場に入れる人数”を基本に、テストをして入団を制限したそうです。
志水先生はみんなに入団してもらい、合唱の楽しさを伝えたかったそうですが・・・仕方ないですね。

先日のお話の際、先生は「テストするのはいいんだけど、後で誰が合格で誰が不合格か、
もうわかんなくなっちゃってね~。沢山いたから、申し訳ないけど覚えていなくてさぁ~」と、
あっけらかんとおっしゃってました・・・。(^.^:)
もちろん、特別上手な子は覚えていらしたようですが・・・。
やはり、決め手は【インパクト】だったそうです。歌の上手下手に関係なく、先生の直感!
・・そう・・・この【直感】のおかげで私は入団できたのでしょう。(^.^:)

入団テストの内容はどんなものだったのか・・・。私の時代で書かせて頂きますね。
(ちなみに私は17期生です)
① 自分の名前・学校名・学年を元気に言う。
② ドレミファソラシド~と音階を歌う。
③ この音階を「ル」の発声でキーを変え何回か歌う。
④ 最後に自由曲を歌う。
以上!・・・えっ!?たったこれだけ??・・そう。確かこれだけでした。
1人、大体5分前後で、ハイおしまい・・・。でも、この5分間は超緊張でしたよ。

自由曲・・・私の時代は圧倒的に“もみじ”が多かったのを覚えています。
そう、「あ~きのゆうひ~に~」デス。
そんな中で、私は“あわてんぼうのおつかい”を歌いまいした。(正しい曲名かビミョ~)
小学校の音楽教師をしていた母が「あなたは“もみじ”よりこれ!」と言って、
歌わされたのを覚えています。

当時は、小3・小4で入団するのが主流で20人ちょっと。小2が1~2名。小5が4~5名。
計30人前後が、1年に1回の入団テストで入団できたのでした。
入団テストには毎年100人ぐらい来ていたそうです。(ホント!?)

なんだか、こう書くとすごい倍率を突破してきたんですね。
しかし、「歌が上手い」じゃなくて、【インパクト】ですから(^.^:)
志水先生の【直感】ですからね・・・ハハハ。

なんだか、書いていて懐かしくなってきました。次回は『入団式』について書いてみようかな~。
このブログを読んで記憶が蘇った元団員の方!おもしろ秘話などあったら是非教えて下さいね。

あっ・・・Y君に会ったのに、レッスンが忙しく入団テストの有無を聞くのをすっかり忘れちゃいました。
ごめんなさい。 いつ頃まであったのか・・・引き続き21期生以降の方教えて下さ~い。

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