現在、杉並の団員の構成は大学生が7人・高校生が17人・中学生が11人・小4~小6が32人・小3以下が54人となっています。
地方で児童合唱団に携わっている方には一目瞭然だと思いますが・・・。
そう・・・、中学生が極端に少ない!!
これって、かなり団にとってみると厳しい問題なんですよね。
次の世代の担い手が少ないんですよ(ToT)
小4~小6も決して多くない。本来なら、児童合唱団の年齢別割合って美しい“ピラミッド型”が理想なんですが、杉並の場合はちょっと崩れてしまいました。
演奏面や生活面の核となる中学生以上に対し、小3以下(低学年クラス)の人数が多すぎる・・・というのも、ちょっと問題です。
が、しかし、良く見ると中心となるOGは24人。決して少なくありません。
しかも、大学生が7人も居る!!多いくらいです。
そうです!!、ノープロブレム!!!
人数だけ見ると「大変だ!これからどうする!?!?」と、少々凹み気味の大学生諸君! 自分たちが退団する日まで、そう長くない大学生たちは中学生・高校生たちの育成がなってなかったと反省す日々ですが・・・。
反省する暇があったら!!、なんとかしなさ~い!!!
現在、中1・中2合わせて11人と少ない中学生。
それはそれは、みんな良い素質を持ち、小さい頃から「杉並の子」として育ってきた精鋭部隊です。まだ、芽は出ていないかもしれませんが、磨けば必ず美しい光を放ち、打てば倍以上になって響いて返ってくる。そんな子たちだと私は確信しています。
この子たちの芽が出ないまま埋もれさせてしまうかどうかは、現在のトップである団員の責任です。
「大学生」とひとくくりにしてしまいましたが、1人1人の責任なんです。
当然、高校生をすっ飛ばして、中学生の育成ができるはずがありません。
現在、17人と恵まれた人数構成の高校生たちに、もっとハイレベルな考えを持たせ、チマチマした仕事ばかりではなく、すぐ次に団を背負って立つという、もっと大きなビジョンを持たせて考えさせなくては小さな双葉のまま、花は咲きません。
それには、モチベーションを上げなくては!!!
ただ、東京に住んでいたから(都外の団員も居ますが)、杉並に入っている・・・なんて気持ちじゃダメなんです!!
それは、みんな演奏旅行などで貴重な体験・経験をして良くわかっているはずですね。
志水先生・麻子先生・素晴らしい環境の下で、好きな歌を歌っていられる幸せ。
45年もの間、トップを走り続けている演奏が、いかにして成り立っているのか・・・。
根本からもう一度よ~く考えてみなさい。
志水先生と麻子先生の音楽がある限り、杉並は安泰でしょうが、もっともっと上を目指すには、団員達1人1人の思いが大切。
杉並が他の合唱団と大きく違う点は、1期生から綿々と受け継がれている!!『杉並魂』
なのです。
時代が変わっても、団員1人1人の思いは変わらない。
だからこそ杉並は今まで、志水先生の音楽が歌い継がれてきたのです。
さぁ!
ウダウダ言ってないで、 やってごらんなさ~い!!
*今回は団員向けになってしまいました・・・。ごめんなさい(^.^:)