毎年4月に、中学3年生になった女の子と中学1年生になった男の子の“卒団式”というものが行われます。 “卒団”とは…以前書き込んだ事があるので、今回は詳しくは書きませんが、要は“卒業”です。 卒団後、在団を続ける場合はOG.OBとなって団に貢献するのです。“貢献”というところが現役団員とは大きく違った意味を持っているんですよね。
今年は、創団以来おそらく初めてだと思いますが、卒団生が中3の女の子1人、中1の男の子1人だけ!!という年でした。 男の子の場合は、例年1人や全くいない年もありますが、女の子は毎年少なくても4、5人はいるんですよ。多い年は10数人という学年もありました。…なので、今年は珍しい(◎o◎)!!
でも、私は人数ではない…そう!“量より質!”この、学年1人となってしまった卒団は、とても、とても大きな意味を持っていると思いました。
2人共しっかりと卒団の挨拶を述べてくれ、おそらく、多くのご父兄の皆さんは、あれだけの長文を、壇上でしっかりと話している事だけでも驚かれたと思います。 そして、さらにその挨拶の内容…誰もが胸を熱くし、グッときたことと思います。
やはり、上辺だけのお飾りの“挨拶文”ではない…という事だからでしょうね。 2人共、しっかりと自分の気持ちで話しており、体験&経験したことから得た自分の考えや、合唱団に対する思いを述べてくれたからこそしょう。
だからこそ、卒団式を初めてご覧になった新入団員のご父兄の方々の心を打つこともでき、何度も卒団式を経験している方々や先輩団員の心にも響いたのでしょうね(^O^)
何よりも、志水先生と麻子先生が、目をうっすらと閉じ感慨深く聞いておられたのが印象的でした。 話が終わって大きな拍手を贈っていた麻子先生の目は真っ赤でしたよ…。それだけ思いを込めて育ててきたのでしょうね。
学年がたった一人になってしまったOちゃん。受験を控え、不安とプレッシャーに押し潰されそうになっても、頼もしい先輩、可愛い後輩たち…みんな仲間です。頑張れ!!
いつまでも小さい小さいと思っていたTくん。もう男の子のリーダー格なんだね。しっかりとやんちゃな男の子たちをまとめて行ってね(^O^)
これからの2人に心からのエールを贈ります!!!!(*^^*)